買収スキーム策定からデューデリジェンス（DD）、
実行後の人事制度やシステム統一等、運用支援までサポート。

事業のさらなる強化と発展を目指して４社をM&Aにより買収するお客様からのご相談でした。「スキームの相談から企業価値の算定、実行後の組織体制の整備に関する支援までトータルに組めるところを探していたんです」。アクタスはグループ再編やM&A支援の実績が豊富です。かつ、税務会計、人事労務、システムと対応領域が広く、実行後の通常の税務や労務の顧問、会計や給与・社保手続きのアウトソーシング、システム拡張まで対応できます。こうした幅広い対応ができる法人は国内でも限られています。アクタスでは次の２ステップで統一化のサポートを行いました。

• 01統一化を見据えたスキームの策定から実行後の運用支援までを視野に

  アクタスでは買収先との交渉窓口となる弁護士を交えながら、スキームの事前相談から検証、シミュレーションを実施。実行過程で生じるリスクを洗い出し、お客様にとって最適なM&Aスキームをプランニングしました。その後、アクタス内にて税務、人事労務、システムコンサルタントによるプロジェクトチームを立ち上げ、財務DDや税務DD、労務DD、システム調査などを同時並行で迅速に進めました。その結果をもとにM&Aの進め方をはじめ、お客様とともに税務会計処理の統一や連結納税制度導入の検討、人事規程や評価制度の整備、会計システム等の統一化の検討を行い、最終的なバリュエーション、クロージングとトータルにサポートしました。また、お客様は買収後の制度統一化と業務効率化を推進するために、経理と給与・社会保険手続き業務をアウトソーシングしたいというご要望があり、新しい業務フローの構築とアウトソーシングのためのセットアップも実施しました。

• 02さらなる発展を目指したアドバイザリーと運用を実施

  実行後の必要となる税務申告や届出書、社会保険手続き、従業員への新制度や労務規程の説明、新しい業務フローやシステムのレクチャーなどもすべてアクタスにて対応しました。お客様からは「M&Aもバックオフィス体制の統一も本当にすべて対応してくれて、スムーズな組織再編が実現できた。この後も引き続き支援をお願いします」との言葉をいただきました。運用後も継続して税務会計顧問と労務顧問、アウトソーシングを承り、人事の各種制度の見直しやシステムの機能拡張など、新しい組織がより発展していくための施策が始まり出しています。